ボートレースは競艇場によって、開催される時間が異なります。
朝から開催されるレースを「モーニング」
昼から夕方まで開催されるレースを「デイレース」
夕方から夜に開催されるレースを「ナイター」
というように言います。
ここでは特徴のあるモーニングとナイターについての解説です。
モーニングレース
モーニングレースはボートレース徳山・芦屋・鳴門・唐津の4場のみで開催されています。
モーニングは企画番組となっており、インコースにA級選手、アウトコースにB級選手と、初心者でも当てやすい構成が多いです。
他の競艇場がやっていない朝に、わかりやすいレース構成の番組を行い、投票数を増やすことがモーニングの目的とされています。
初心者はこういった予想のしやすいレースを選んで、予想に参加することをおすすめします。
ナイターレース
ナイターレースはボートレース桐生・蒲郡・住之江・丸亀・下関・若松・大村の7場のみで開催されています。
およそ時間は第1レースが15時頃、最終レースが20時30分頃に行われ、仕事帰りにも参加しやすいのが特徴です。
ナイターは明るさや気温などの自然環境が大きく変化するため、レースにも大きな影響があります。
ひとつは、スタートが難しくなること。
スタート時には全速力でスロットルを握っているため、大時計でスタートタイミングを見極めるのに、選手は高い動体視力が必要です。
しかし、夜になると大時計が見にくくなることでスタートが難しくなります。
もうひとつが、1コースの勝率が上がること。
夜は気温が下がることで、モーターの体積効率が上昇し出力が上がります。
この影響で、1コース艇は助走距離が短くてもトップスピードを出しやすくなり、結果勝率が高くなるという仕組みです。